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28卒イノ塾講義レポート#14|面接練習、3週目。話の「中身」を磨くフェーズへ

7月6日(月)イノ塾で公開面接練習でした。

6月下旬に始めた毎週の面接練習も、これで3週目。

この日は塾生全員で4人1組の集団面接スタイル。約4時間、みっちりです。

「まず口に出す」「場数を踏む」という土台づくりの時期を経て、ここからは話の「中身」と「伝え方」を磨いていくフェーズ。

この日、私が塾生たちにくり返し伝えた指摘を書いておきます。

目次

第14回 テーマ一覧

この日の面接練習で伝えた主な指摘はこちらです

  • 今いちばん大事なのは「派生の質問」
  • 一言目で”ズバン”と入る
  • 質問「させる」な――次のひと言まで添える
  • 「就活ワード」を捨てる
  • 声のテンションと抑揚が、中身を活かす
  • 面接は、センスじゃなく努力

今いちばん大事なのは「派生の質問」

7月は、夏インターンESの締め切りが次々とやってくる時期です。

冒頭で私が伝えたのは、「ESを書いている時間は、自分を伸ばしている時間じゃない」ということ。

今やるべきことは、受かるESを書くことじゃない。

「受かる自分になる」こと。

もっと言えば、マスコミで働いて活躍できる自分になることです。

そのために、今いちばん大事なのが「派生の質問」への準備。

学チカや自己紹介そのものより、そこから深掘りされる質問にどこまで答えられるか。

第一志望の最終面接で受かる自分から逆算して、答えられない質問を、想定できる範囲でゼロに近づけておく。

だからこそ、週1回の月曜の面接練習がいちばん大事な時間です。

否が応でも自分の足りなさを突きつけられるし、「この準備は良かったんだ」と気づくこともできるからです。

一言目で”ズバン”と入る

この日、何度も出た指摘が「一言目」です。

「なんでそれを始めたの?」と聞かれたら、前置きや説明から入らず、「憧れですね」とズバンと入る。

一言目の結論で興味を引きつけて、二言目で「こういう人なんだ」と分かってもらえる説明を入れる。この順番だけで、話の伝わり方はまったく変わります。

もうひとつ紹介したのが「実は」という言葉。

「そう思うでしょうけど、実はこうで」と言うだけで、工夫している人、物を知っている人という期待感が生まれます。

僕自身、就活生のときに「実話作戦」と名付けて使っていたやり方です。

質問「させる」な――次のひと言まで添える

学チカを短く切りすぎて「はい、どうぞ何でも聞いてください」という状態を作ると、質問する側に負荷がかかる。

面接官はそれを、正直しんどく感じます。

だから、1問1答で終わらせない。聞かれたことに答えた上で、面接官が次を聞きたくなるひと言を自然に添える。

たとえば飲食店のアルバイトの話なら、「狭い店舗で回転率が悪くて売上が伸びない。長くいるスタッフとして貢献したくて、お客さんの回転を上げることを頑張ったんです」まで言えば、面接官はストレスなく「どう改善したの?」と聞けます。

一方で、いらない情報は削る。

細かすぎる数字や設定は、かえって聞き手の想像を邪魔します。

全部を知りたいわけじゃないんです。

「就活ワード」を捨てる

話の中身より先に、話し方で損をしている――そんな指摘も、複数の塾生に入りました。

「〜ですけれども」「課題としましては」「私自身」。

こうした言葉が、あなたの話を面白くなくさせています。つまり、”就活すぎる”んです。

その考えは捨てていい。

「〜なんですけど、〜なんですけど」と言い訳から始まる話し方も、聞き取りにくく、話が届きません。

それから、語尾。「〜で〜?」「〜を〜?」と助詞が上がるクセは、それだけで頼りなく聞こえます。助詞は上げない、下げる。

「大人にはこう喋らなきゃいけない」という思い込みが、実は間違い。

堅い就活口調は、マスコミに限らずどの面接でも歓迎されません。敬意を保ったまま、自然に喋ればいいんです。

声のテンションと抑揚が、中身を活かす

この日、ほぼ全組に伝えたのが、テンションと抑揚の話です。

内容は面白いのに、声が一定でテンションが低い。

それだけで「伝える気がない」と受け取られてしまいます。面接官だった僕の感覚では、元気のない人は正直、選びにくい。

特にもったいないのが、本当は元気に喋れるのに、面接だからとあえて低く抑えてしまうこと。声の大きさをレベル1〜10で言うなら、1〜4で喋っているのを3〜7に上げるイメージです。

ヒントは、コンテンツを語るときの自分。好きな番組や映画の話になると、みんな素が出て、声も表情も自然に動きます。その温度感のまま学チカを喋れたら、それが理想です。

面接は、センスじゃなく努力

この日いちばん良かった塾生の面接。ガクチカは、どんな深掘りにも具体的に返し続けたものでした。

具体性とは、聞き手が「確かに」と思える映像が浮かぶこと。

準備に何十時間もかけて、自分にしか語れない小ネタまで用意していたからこそ、どこを掘られても具体で返せる。

そして大事なのは、これが特別な才能じゃないということ。

この日良かった人に共通していたのは、派生の質問への答えに明確な具体性と、人が言わない希少性があって、それを端的に説明しきったこと。これはもう、努力でしかありません。

1ヶ月で掴める人もいれば、3ヶ月かかる人もいる。でも3ヶ月あれば、みんな分かるようになります。

面接に必要なのは「コンテンツ力(ネタの力)」と「デリバリー力(伝える力)」の2つだけ。足りない方を上げればいい。落ち込む必要はありません。

7月中にガクチカと派生の質問への答えをがんがん作って、7月後半からはさらに練習の場数を増やしていきます。焦る必要はない。1個ずつ、丁寧にやるだけです。


次回予告

次回も、面接練習を軸に進めていきます。

夏インターンの選考が本格化する時期。実戦の場数を積みながら、一人ひとりの「中身」を仕上げていきます。


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