28卒イノ塾講義レポート#20|面接練習、「一言目」で勝負する。約6時間。

8月31日(月)、28卒イノ塾模擬面接でした。
テーマは引き続き、ガクチカ(=学生時代に力を入れたことの話)と、その派生の質問(=話した内容から面接官がさらに掘り下げてくる質問)です。
8月最後の練習回。この日も前半・後半の2部制で、終わってみれば約5時間46分になりました。
イノ塾が毎週どんなことをやっているのか、この日の様子を記録しておきます。

この日にやったこと
練習の流れは、いつもと同じです
- ガクチカや自分の強みを、30秒で1人ずつ話す
- その後、私がそのまま面接官役になって、質問をいくつかしていく
- その場でフィードバック。聞くだけの参加も歓迎
- 前半・後半あわせて、約6時間の講義でした
この日は、参加者がいつもより多い回になりました。
細かい話もたくさんしました。答えに少し足して返す「1に対して1.2」、使わない言葉の点検、声の高さの使い方。
その中でも、この日に繰り返し伝えたのが「一言目」の話です。
当たり前を捨てて、「一言目」で勝負する
質問に答えるとき、多くの人は前提から話し始めます。
「そうですね、当時のチームはこういう状況で、私はこういう立場で……」
ていねいに聞こえますが、こう話すと一言目がどんどん弱くなります。
この日、全体に伝えたのはこれです。
当たり前をいかに捨てて、一言目で勝負するか。それが会話を盛り上げるために必要なこと。
聞かれたことに、まず一言でラベルを貼る。
結論をズドンと言ってから、中身に入る。
それだけで、面接官の頭に話の地図ができて、その先の質問が自然に転がり始めます。
誰でも思いつく前置きを捨てられるかどうか。ここが、話が「伝わる人」と「長い人」の分かれ目です。
話す速度は、優しさ
もう1つ、この日に何度も出たのが「速さ」の話です。
面接で焦ると、人は早口になります。
早口になると、聞いている側は内容を受け取りきれず、置いていかれます。
速度は、優しさなんで。
相手も自分と同じ理解力がある、と信じすぎない。
初対面の相手が何も知らない前提で、いちばん分かってほしいことを、普段の0.7倍速のつもりで渡す。
逆に、聞かれたことに一言だけ返す「1問1答」も、質問する側に負担をかけます。
相手が次に何を知りたいかを想像して、少しだけ多めに情報を渡す。
面接は試験ではなく、会話です。だから、話す技術の正体は、ほとんどが相手への思いやりだったりします。
1週間で、人は変わる
この日いちばん嬉しかったのは、先週から見違えるように良くなった塾生が、何人も出たことです。
イノ塾には講義とは別に、塾生同士で面接練習をする「自習」の時間があります。
そこで仲間と一緒に言葉を磨いてきた塾生が、この日、次々と一段上の受け答えを見せてくれました。
面接練習は、小さな勇気の積み重ねです。
練習の場に来る勇気。うまく話せなくても、みんなの前で話す勇気。書いたものを読まずに、自分の言葉で話す勇気。
一つずつ超えていけばいい。やれば、みんな超えられます。
1週間で人は変わる。それを全員が目撃した回でした。
次回予告
9月に入ります。マスコミ就活の最初の本番面接まで、あと約2ヶ月。
ここからは面接練習に、志望動機も混ぜ込んでいきます。
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